何で、君は楽にならないの?

ご飯を炊く時間になった。

みんなと素早くやって、

自由時間になった。外で、バスケをしている人を見て、

なぜだか引き寄せられる。

「くるん、くるん〜!」

「うん、何?」

「くるん、ぼーっとしてたけど、どうかした?」

「ううん。なんもないよ。」

「くるんちゃん、水遊びしに行こ〜。」

「え!あるの?!」

「うん!短パンと半袖になって、上にビニールのズボンと上の奴があっ
て、それを着て遊べる所があるんだよ〜。」

「それで、みんなで遊びに行こうぜっていう話をしてたんだよ。
さては、話聞いてなかったな。」

「そんなことないよ、瀬野尾。」

飲み物とか持っていくのを準備していった。

その場所は近くて、なんか、滑り台とか色々あった。

水鉄砲とかも。

「っひゃ。冷た〜。」

「くるんが、よそみしてるからだ〜。べー。」

水鉄砲を構えて、遊んだ。

「清水君、喉乾いたから、タンマでお願いします。」

「くるん、優衣香も飲む。」

久しぶりに、少しはしゃいだ。

あ、でも。少し足が疲れてきたなぁ。

「優衣香〜、自然体験の時どうだった〜?」

あ、

滑って転ぶ。

あ、ヤバイ。水に飛び込んじゃう。

怖くなって、目を閉じてしまった。

「「くるん!」」

誰かと誰かの重なった声が響き渡る。

目をそっと開けると、

ん、痛くない?

「くるん、無茶するんじゃねーよ。」

怒られる?

「ごめんなさい…。」

「怪我悪化するかもしれないだろ。」

心配してくれたの?

心配かけたのは、申し訳ないけれど、なんだか嬉しい。

「疲れてきただろ。くるん、休め。」

「う、うん。」

清水君の笑顔はキラキラしている。

それで、全てが救われそうなそんなような気がする。

あ、もう時間だぁ。

「みんな〜、もう、時間だよ〜!」

「うん。くるんちゃん、ありがとう。」

「おう。」

あ〜、次は昼ご飯作りだぁ。