「……私の願いは橘組を潰すことです。それを叶えてくれるなら私はあなたについて行きます」 私は差し出された桜雅さんの手をそっと握った。 「……はは、おまえ俺より強いんじゃねえの?」 「そうかもしれませんね」 私と桜雅さんはクスクスと笑いながら車に乗る。 私は桜雅さんのこの一瞬の本気の表情を信じようと思った。 一緒に戦ってくれると言ってくれたから。 百合ちゃんや……他の人の仇を伐ってみせる。