「……おい、音弥」
桜雅さんは倒れている音弥という男にゆっくり近づいてしゃがんだ。
「……なんだよ……休戦協定を破られた上に香月の家のもの使ったんだ……ただじゃおかねえからな……」
「それは自由だが覚えとけ、おまえらはFlower Pink Queen、香月海桜の父を狙ったんだ。これで終わると思うなよ」
桜雅さんはそれだけ金髪の男に言って私の背中をポン、と叩いた。
……っていうか今Flower Pink Queenって……
「……おまえすげぇな。雷鳴の頭背負投で一発でやるなんて」
「……この人達が弱いだけです。……私はこれから藍のお見舞いに向かいます」
「……なあ」
「はい?」



