瑠璃にそう言われ私はギュッと桜雅さんがくれた指輪を握った。 「いやー……これで香月家も安泰だ」 瑠璃は関心したようにそう言う。 「まあ……跡取り桜雅さんだし、それを藍が支えるから……安心よね」 「最強じゃん」 瑠璃はそう言ってフハッと笑った。