私はその言葉に目をパチクリさせた。 「……お、桜雅さん!?」 「うん、よくない? ……って叔父さんとも話した」 「ええ!?」 藍とも!? 何話してんのよ、2人で! 桜雅さんが香月家の跡取りになるってことは婿養子になるってことよ!? 「……わ、私もそりゃ桜雅さんが跡取りの方が心強いけど……! まだそれは早いっていうか……! ……というより皐月は桜雅さんのこと許したの……?」 「んー……」 私がそう言うと皐月は少し考え込んだ。