「……港斗から全部聞いた。僕が眠っていた間のことー……海桜が全部従わせたんだってな」 ……港斗くん、全部話してくれたんだ。 「……ううん。みんなが支えてくれたからこんな無茶なことができた。港斗くんも皐月のために動いてくれたんだよ……」 私がそう言うと港斗くんは少し照れたような顔をした。 「そうだよ、皐月! おまえ起きるの1ヶ月おせえんだよ!」 「……悪いな、いつもパしらせちゃって」 冗談っぽく皐月がそう言うと港斗くんは安心したようにハハッと笑った。 「……大丈夫、もう慣れてるよ」