「楓さんや、瑠璃くんもいつも生意気言ってますけどきっとそう思ってます。じゃないと、海桜さんを支えようと思わないです」 「……そうだと嬉しいです」 私は少し微笑みながら藤華さんがたててくれたお茶を飲む。 「……おいしい」 「……ふふ、いつもそう言ってくれますよね。頑張りましょうね、明日。みんな海桜さんのそばに居ますから」 「はい……」 みんながそばにいてくれる。 そう思うだけで心強い。