Flower Pink





……やっぱり……無茶苦茶かな……



「……無茶苦茶ですよ、海桜さん」



……そうだよね……でもみんなが納得いくまで言うしか……!



「……でも協力します。あなたがそこまで言うなら」



「え……」



一犀さんはそう言って私の手をギュッと握った。



「僕達があなたをFlower PinkのQueenに選んだんです。僕はあなたの意見を尊重します」



「一犀さん……」



……分かってくれた……?



「……危険だと感じたらただちにやめにする」



蓮司さんもパソコンをいじりながらそう呟く。