「……そのたかが高校生に殴られてんじゃねえかよ!」 けれど私が見てる間、2人はどんどん優勢に立ち橘 理人は追い詰められていった。 すごい……強い…… 相手はヤクザのトップなのに引け目をとらないなんて……! 「くっ……そ!」 「おま……!」 その瞬間、橘 理人は私に向けて銃口をいきなり向けた。 「……!」 「……死ね、香月海桜! おまえさえいなくなれば香月家は潰れて俺が真のトップに立てる……!」 撃たれる……!死ぬ……! バンッ