「別にいいよそんなの、おまえ潰したらなんの関係もなくなるからな……!」
皐月はそう言って走って橘 理人に殴りかかろうとした。
「……っ、邪魔だよてめえ!」
けれど橘 理人の前にいた幹部だろう人達に止められる。
「……まだ俺に触れさせやしないよ、こいつら倒せばちょっとぐらい相手……」
「天宮皐月! Queen! 桜雅! こいつらは俺らがやるからあいつを潰せ!」
橘 理人がなにかを言おうとした瞬間、蓮司さんと杏祐さん、そして一犀さんと藤華さんと港斗くんは幹部の奴らを皐月から離した。
「……クソガキが……」
橘 理人はそんな私たちの様子に眉間にシワをよせる。



