「高校生の分際でここを通れると思うなよ!……っ!!」 その瞬間、桔梗くんと瑠璃くんたちが秒でその人たちをしめる。 「……桜雅さん!ここからの手下共はさっき言った通り任せてください!」 「……任せた!」 そして桜雅さんは私の手を取り走って門をくぐり抜けた。 門の先には私たちの奇襲を知った橘組の手下達がウヨウヨといる。 ……多い…… でも楓さんや椿さんが先頭に立って道を開けてくれている……!