____……翌朝 ……ついに今日橘組に乗り込む。 私は制服を着ながらドキドキと胸を鳴らした。 ……香月家に引き取られて、狙われつづけた5年間…… ……私をここまで育ててくれている藍の邪魔をする奴は潰す。 そして、桜雅さんと上に立つために潰すんだ。 私はギュッと藍からもらったブレスレットを握ってキイッと自室から出た。 「……準備できた?」 リビングに行くと桜雅さんは余裕そうにいつも通りスープを飲んでいた。