「……僕は!奏に託されたんだ!このSeadを……!だから奏と港斗、そして僕を傷つけた奴らは全員潰して復讐しないとイライラしてしょうがないんだよ……!」
「……皐月の気持ちは分かる!!!!」
私がそう叫ぶと皐月はこっちを向いた。
「……僕の気持ちが分かるだと……?」
「さっきも言った通り、私は香月家の跡取りとして育てられたために橘組から狙われ続けてる!
そのせいで大切な人たちを何度も失ってる!
私のせいで!だから皐月が奏さんを亡くした気持ちも分かる!
桜雅さんだって港斗くんも皐月も奏さんも守ろうとしたよ!でもしょうがないじゃない!
大人の事情には抗えないの!
だから今もこうやって上と戦おうとしてるんでしょ!その1歩を大きく踏み出すには!Seadであるあなたが必要なのよ!」
一気に言葉を連ね、私は息切れする。
……ちょっと……叫びすぎた……



