「……でも桜雅は確実に変わってますよ、Queenである海桜さんが来てから」
「……そうだといいです」
桜雅さんが奏さんの本当の気持ちが分からなかったことにずっと後悔をしているなら、私はその気持ちごと桜雅さんを受け止めたい。
昨日だって桜雅さんの辛いことは受け止めるって言ったんだからー……
____……
「……桜雅さん、過去のこと辛いのに話してくれてありがとうございました」
家に帰り夕食を囲んでいる時間に私は改めて桜雅さんにそう言った。
「……うん。おまえには隠し事できないって言ったしな……」
桜雅さんはまた切なそうな顔をしてそう言う。
「……橘組がもしSeadと手を組んでSeadと戦うことになったら私はSeadを必ず負かします」
「……え?」



