Flower Pink






セーラー服……私たちはブレザーなのに……
Flower Pinkとやらには女の子もいたのね……



「失礼しますね」



そしてその男はペコっと一礼して教室の中に入って来た。



その男の圧倒的なオーラにざわめいていた教室は静まり返る。



「あなたが香月海桜さんですね?」



「……」



そして顔も知らないはずの私の目の前に立ち私の顔を覗き込んだ。



金木犀の香りがフワッと鼻に香る。