「香月海桜さんいますか?」 そして名前を呼ばれて閉じかけていた目をパチッと開く。 今……私の名前を呼んだ? 「一犀さんと藤華さんよ! なんで私たちの教室に……」 「やっぱり香月さんって香月家の……」 ザワザワと耳に入る色んな話題。 体を起こし教室のドアを見るとそこには黒の制服を着た金髪の男と、黒のセーラー服を着た黒髪の美人な女の子が立っていた。