「Queen、変わります」 すると桔梗くんが既に3人の手当をしたあとに私の所へやってきた。 「……ありがとう……」 ふと見上げた桔梗くんの顔は汗をかいていてどれだけ神経を集中していたのか、よく分かった。 桔梗くんと変わって立ち上がったその瞬間だった。 「!、海桜さん!!!!」 「Queen!!!」 「香月!!!!」 3人が一斉に私の名前を呼ぶ。 その声に後ろを向くとナイフを持った華ノ蔵の生徒が私に襲いかかろうとしていた。