「だから忘れてくださいって!」



「おまえ仮にも男と住んでんだからちょっとは可愛い下着着れば?」



悪気もなく言ってるだろう桜雅さんに私は余計顔が真っ赤になった。



「……桜雅さんの変態!!」



「はあ!?!?」



「着替えてきます!!」



私は食べ終わった食器をシンクに持って行ってそのままバタンっと自分の部屋に戻った。



……もー……!可愛い下着ってなに……!



ユ○クロで悪かったわね、履きやすいのよ!



きっと桜雅さんは可愛い下着を着てる女の子を散々見てるんだわ、なんかムカつく!



私はそう思いながらパジャマから制服にちゃっちゃと着替えた。