「だから、これから俺らに遠慮せず一緒に戦って欲しいと言いたかった。おまえ、雷鳴の時みたいに1人で解決しようとしそうだし、俺らがいることを忘れるなよ」 そう言ってくれる桜雅さんの握った手は熱くてひどくその言葉に安心した。 「……はい」 「……よし。ってことでおまえ今日から俺と住むから」 「……は、い……?」 急に突拍子もないことを言いだす桜雅さんに私は目が点になった。 一緒に……住む!?