すると綺麗な紫の髪色が現れる。 前髪は長くてよく素顔は見えないけれど私は初めてフードをとった桔梗くんを見た。 「……桜雅さん」 「ん?」 桔梗くんは下を見ながら桜雅さんの名前を呼ぶ。 そんな桔梗くんに桜雅さんはしゃがんで目を合わせた。 「……いつも通り、みなさん車で待っててくれますよね……」 「もちろん、待ってるよ。一犀もいる」