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日向「じゃっ!またなぁー!」


『洸バイバイ!』


洸「おー!じゃあな」





洸の家を出ると、もう外は真っ暗だった。


といっても、私達の家は隣同士で三件並んでるからあんまり関係ないんだけどね。






バタンと閉まるドアの音。

日向と2人きりになれば

ほらまた忘れてた頃にあの話が。





日向「お願い何聞いてもらおっかなー」



『えっ...いやぁそれはね..無かったことには
ならないでしょうか...』






ガッカリする私をよそに、ニコニコの日向は




__いやそれは出来ねーだろ。俺のアイスた!べ!た!ん!だ!か!ら!




わざとらしく食べたの部分を強調し




__まぁゆっくり考えさせてもらいますー!

だから楽しみに待っとけよ!じゃあっ!




まるで小学生みたいにニッと笑うと


俺さ。あいつらの世話しねーとなんだわと言って


私の隣にある家のドアを開けると


すぐさま姿を消してしまった。




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