「わっ……!っと!!」
禅と夢中で1on1をやってると未茉の靴紐がほどけて踏んでしまうと、
「大丈夫ですか?」
「ん!全然へっき。」
屈んで靴紐を結び直してると練習で引っ張られヨレたTシャツから、インナーが見えてうっすらと胸が見えた禅は、
「おお…!!!」と思わず釘付けになってしまい、もの凄い距離を詰められ近寄られ物凄い視線を感じたのを未茉もさすがに気づき、
「ん?何だ?」
「胸の谷間のようなモノが……」
「ああっ!?」
思わずTシャツで胸元を隠して立ち上がり禅にキレてかかると、
「どこ見てんだよ!しかも谷間のようなモノっておいっ!!」
「まぁ、先輩の胸なら俺のち○こは喜ぶんで、大きさとか心配しなくても大丈夫ですよ。」
「はぁぁあ!!?誰も心配なんかしてねぇよ!!」
「あー。早く先輩をすっ裸にしてああしてこうして色々したいなぁー」
「おっ・・おまっ!?バッ・・・・!!!」
とんでもないことを平然と言い出す後輩の止まらぬ暴走に未茉はほんの一年前までバスケしかしない可愛いかった面影のない姿とは別人で頭がついていかず言葉を失う・・・
「瑞希と和希の部屋からエロ本が出てきた時も驚いたけど、あんたも立派な男だもんね・・今時の中坊は恐ろしいわ・・」
「早く先輩とやりてぇなー。」
上着を羽織りチャックを上まで締めて完全防備で身を守る未茉の横で、下半身の願望を高らかに口にする発情期真っ盛りの東条禅に、
「う~~~ん。」
ある意味、言いたくても中々言えない男の一言をあっさりとライバルに言われてるとも知らずに、うなされながら電車に乗ってる翔真であった。



