「「ーー!!」」
わぁあぁあああっ!!
思わず大成の応援ギャラリーもその迫力のあるダンクに思わず歓声があがった。
「翔真!!!」
「ーー!」
そしてリバウンドを三上と結城が奪い取ると、スピードに乗る翔真はそのままディフェンスを引き連れたまま強烈な背面ダンクを決める。
「「すっげー!!何者だあの一年達!!!」」
「うぉおおおおおっ!!!!」
大成を見ていた観客がダンクを次々に決めるBIG3に羨望の眼差しが送られ始めた。
「また決めたぞ!!」
「明徳のインサイド強すぎねぇ!?」
「なんであんな凄い一年達が明徳にいるんだ!?」
「アイツらか…」
次第に観客の意識が大成からそれ会場を湧かせ始めるBIG3の止まらないシュートの嵐にマイクは隣のコートを見ながら舌打ちした。
ビーーッ!!!
「タイムアップ!!!」
ブザーの音と共に明徳ベンチからワアッ!!とBIG3の元へ部員達が一斉に駆け寄る。
「「いっよっしゃあぁあぁあ!!決勝リーグ進出だぁあ!!」」
「「ベスト4だぁぁあ!!」」
明徳キャプテンが両拳を高らかにあげて体をぶつけ合いながら選手達が一気に囲って喜び合う。
「いやったぁあぁあ!!」
未茉もギャラリーで両手をあげてジャンプして喜んでる姿を翔真は見上げて、手にしていたボールを投げた。
ーーポンッ!
「!!」
自分の手元に汗の滲んだボールが飛んできてとっさにキャッチすると、
「翔真……!」
翔真が人差し指を向けながら微笑んだ。
「ありがと。次は未茉ちゃん達の番だよ。」
「おう!!」
明日ーー古巣王子との決勝戦。
翔真から最高のパスを受け取ると、とびきりの笑顔で頷いた。



