TIPOFF!! #LOVE SPRING





「お疲れ様、おかげで勝てたね。」

汗だくで全身泥まみれだったので、更衣室でシャツを取り替えて着替えていると、椎名が入ってきた。

「よく言うよ・・ただ逃げてただけのくせして」
「えーだってボールに当たったら痛いじゃん。ボール蹴ると足汚れるしぃー」

「・・・・。」
呆れて言葉もでないでいると、椎名が目の前の自販で買ったコーヒー牛乳を差し出してくれた。


「え、何。怖っ!毒でも入ってんじゃねぇだろうな?!」
「ふふ。そうかもね。」

気味の悪い優しさに未茉は警戒し驚くも、
「ま、食べ物に罪ねぇな!さんきゅ」
受け取って冷たいコーヒー牛乳を一気に飲み干した。

「あーうまかった!」
更衣室のベンチにごろんと横たわり、ウトウトと眠気に襲われ始めた時、

きゅるるる~~~……

「……んー……ん?」

ガバッ!!と勢いよく起き上がりお腹を押さえてトイレに駆け込んだ。