「うーん。中々しぶといなぁ。」
頬杖をつきながらいじめがあるな。と呟く見た目の清楚で可愛い雰囲気とはミスマッチの辛口莉穂の隣へ二階堂がやってきた。
「アイツヤバくね?未茉の為に高校選ぶくらいだから相当…」
「どんなに好いても無駄無駄。未茉が健さんより、湊を選ぶわけないじゃん。」
「まぁ、な。」
「なんたって健さんは、去年の全国ナンバーワンプレーヤーだからね。」
残念ながら結果は目に見えてると、口元を綻ばせた。
「でも莉穂、随分湊に厳しいんだな?」
「当たり前じゃん!!中学時代から駿君何十回BIG3にやられてんのよ!!悔しい!!」
半分逆恨みだって分かっているが、悔しそうに膝を叩く莉穂。
「・・・不甲斐なくてすみません。」
返す言葉もない二階堂だった。



