「あっ、ねぇ今日天気いいし、この人数だし庭で焼き肉やろーよっ!!」

未茉はリビングの窓を空けてみんなに提案すると、

「えっ楽しそうーいいねっ!」
「あらぁー♡♡いいわねぇっ!!そうしましょー♡♡あっ、そうだわ!ちょうど去年の余りの花火もあるのよ!!みんなでやりましょーよ庭で♡♡」

「わぁーい!花火!!」
未茉は両手をあげて喜ぶが、
「え、去年の花火ってしけってるんじゃ……」二階堂は謎に思うが、

「つくわよー♡大丈夫よー♡きっと!」何の根拠だか分からんがママは大丈夫だと言う。

「じゃ俺ら手伝います。」
翔真は立ち上がっててきぱきと用意を始める。



「あ、莉穂着替える?その格好じゃ寒いだろ。」
「ほんと?じゃ借りようかな。」
「あっ!!そうだわっ♡♡いいモノがあるのよー♡♡♡」
「「へ?」」
「ふふー♡♡楽しみにしててねー湊君、駿君♡」

「「?」」
なぜか翔真と二階堂にふられて、キョトンとしてる二人をよそにママに連れられて二階へと女子は上がっていった。