「結局、翔真達来なかったな。途中で食べたんだなぁー。キタローの豪華な弁当と手作り菓子も食ってもらいたかったなぁ~」
時間になり残念がってキタローと一緒に山を下ってくと、頂上組の引率の担任の斎藤に未茉は気づき、
「新米ー!翔真達はー?」
「新米呼ぶな・・・。3班なら、椎名が途中で体調悪くして湊達が付き添って降りてたったよ。」
「えぇっ!?嘘……椎名さんが!?大丈夫なのか?!」
「心配しなくても大丈夫だよ。保健の先生がいるから。」
「でも具合悪いんだろ!?キタローごめん!!先に降りる!!」
心配になった未茉はダッシュして山をかけ降りて集合場所に辿り着くと結城達の姿が見え、
「結城……!!はぁはぁ……」
「お、戻ってきたか」
「わりぃ…あたし、椎名さんが具合悪いのとか気づかなくて……先に行ってマジごめん……!!」
「や、まぁ……大丈夫だ。」
結城と三上はと目を合わせてなんだか歯切れ悪そうにしていた。
「椎名さんは?」
「一足先に保健の先生と一緒に車で帰ったよ。」
「そうなんだ…」
「翔真も付き添って。」
「そっか…!!なんともないといいな。」
(……翔真と一緒なことはショックじゃないか。よかった。)
ちょっとホッとしたような残念なように思ったが。



