「んあ?電話?」
朝部活が終わり教室に戻ると机の上に座り、クリームパンを大口開けて食べる未茉に三上は気になったことを訪ねた。
「そう。昨日白石はさ、その変な電話を受けて試合に遅刻したんだろ?」
「ああ、なぁーんかママに聞いても確かに変更だって電話があったっていうから、もー寝ぼけて聞き間違いなんじゃないのか?って聞いたら違うわよーって言うからなんかよく分かんない。」
「それ、怖くないか?もしかしてスタメンの白石を妬んで誰かが嘘の電話したかもしれないってことじゃないか?」
「まっ、いいよーもう終わったことだしさっー!!あ、予礼だトイレ行ってこよーっと!!」
終わりよければすべてよしの未茉は、深くも考えずに、ヨッ!と机からジャンプして教室から慌ただしく出ていった。
「行儀悪い奴だな、白石はホントに・・」
と呆れつつも、女バスの見えない敵の存在を結城も三上も心配していた。



