久しぶりに約束した桜の木の公園に行った。10月になっていた。まだ葉は落ちていないが、この葉がすべて落ちて、そして、芽をつけ蕾となり、花を咲かせるのだと思うと自然の強さを感じる。私の心は早く花を咲かせる時期になって! という思いでいっぱいになっていた。
にこにこ整骨院には今も週二のペースで通っている。始めのころより会話が増え、施術中は笑顔が絶えない。毎日でもいきたいところを週二で我慢している自分がいる。
草瀬さんは私が患者としてくると嬉しいのだろうか? それとも他の患者と変わらないのだろうか?
「なんだか私ばかりやきもきしてるわ」
桜の木を撫でた。
「早く、早く花を咲かせてね」
にこにこ整骨院には今も週二のペースで通っている。始めのころより会話が増え、施術中は笑顔が絶えない。毎日でもいきたいところを週二で我慢している自分がいる。
草瀬さんは私が患者としてくると嬉しいのだろうか? それとも他の患者と変わらないのだろうか?
「なんだか私ばかりやきもきしてるわ」
桜の木を撫でた。
「早く、早く花を咲かせてね」