ケータイ小説 野いちご

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    • 先生
    • 準備室
    • 後ろからギュッ

    先生は、最近少しだけ不機嫌だ。

    「先生?」

    放課後の準備室。先生はずっと仕事をしていて私を見ない。

    かといってここで帰ってしまえば、先生の不機嫌は、さらに加速する。

    先生は私とは正反対だ。

    「あの、なんでそんなに不機嫌なんですか?」

    勇気を出して聞いてみた。先生はやっぱりなにも言わない。

    段々自分でも呆れてきて、私は深く息を吐く。

    「……もう、帰ります」

    せっかく先生が呼んでくれたから、少しだけ喜んでいたのに。

    なのに先生は、冷たいし不機嫌だ。

    ドアに近づくと、待って、とでもいうように、後ろからドアを押さえられた。

    「帰らないで」

    先生は私を強く抱きしめる。

    「ごめん、最近放置されてたから、拗ねてた」

    たった一週間でそんなことを言われるとは思わず、先生の腕の中で困る。

    「だから今日は、いっぱい甘やかしていい?」

    先生が意地悪に笑ってたことを、私は知らない。

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    • 同級生
    • 放課後
    • 告白

    「あ、ハンカチ落としましたよ!」
    そう言って、前の人に渡す。
    その瞬間手が触れた。
    「……////////」
    相手の顔は真っ赤になっていて、私の手から奪うようにハンカチを取った。
    「あんがと……」
    早くこの場から逃げたいと言わんばかりのオーラが出ている彼。
    「…如月?」
    よくよく見ると、同じクラスの男子だった。
    「今、気づいたのかよ!?」
    なんだよ…という風に私を睨む。
    「後ろ歩いてる時点で気づいてると思ってた。」
    「まったく気づいてなかった!」
    他愛ない会話が途切れる。
    如月、行かないのかな。
    「……佐本、あのさ」
    「ん?」
    「……普段、女子にはこんな反応しないから!」
    だから、何だっていうんだ。
    「別に誰にも言わないよ?」
    「そ、そうじゃなくて!」
    あぁぁ…と如月は唸りながら、頭を掻く。

    「好きなヤツにしか、こんな反応しねぇから!」

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    • 同級生
    • 教室

    「どうしたん?」

    「へ?」

    突然聞こえた声に顔を上げると、目の前には無愛想で有名な藤田君がいた。


    「なんか嫌なことあったん?」

    「別になんも無いけど…………」


    なんで?なんで私が辛いことバレとん?
    まだ親友にもバレてないのに?


    「……阿呆」

    「急になによ!」

    「辛いことあったのに、何強がっとん?
    見てられへんわ、お前…」


    「なんで……なんで私が辛いこと知っとん?」

    「そんなん、お前のことずっと見とうからわかるわ!」


    藤田君の言葉に、自然と涙が溢れてくる。
    ホンマに私のこと、見てくれとったん?




    不意に、藤田君が私を抱きしめてきた。

    「辛いんやったらもっと泣きや。
    もっと俺に迷惑かけてええねんで?」


    涙が止まらなくて、嗚咽を我慢するために、藤田君のシャツを掴む。


    「………………阿呆」

    藤田君の声は、今まで聞いたことがないくらい優しかった。

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