『んで、なんでしょーか??』

瑠香「その、さ。律って女の子でしょ…?その、気を失った後、実は意外と早く目覚めてたんだ。だけど、起きたらまた痛くされそうだったし…。そうやって気を失ったフリしてたらさ、色々全部聞こえてきてたんだよね。。その、盗み聞きするつもりはなかったんだ、です。」

うっわ、瑠香がこんなにたくさん喋ってるの初めて見た!

ま、瑠香なら秘密を守ってくれそうだしな、いっか。教えても。

『うん、俺は女だよ。でも、このことは秘密にしなきゃいけないんだ。だから瑠香、秘密にしておいてくれる?黒笑』

瑠香「っ!!!う、うん!わかった!ありがと!教えて、くれて…。」

『ううん、もともと言うつもりだったから、さ。別にいいんだけど…。』


それから教室に戻ったときのことだった。