「……真希ちゃんったらー、お勉強は出来るくせにこーゆーことに対しては、わきが甘いんだから。まいっちゃうなー」
と、怪しげな秘薬を壺の中で、ねりねり練って煮込んでいる魔女さんみたいな薄気味悪いスマイルで、ボソッと呟く涼香ちゃん。
『わきが甘い』? あたしが今付けている香水は、ほのかなバニラ・エッセンスの芳香が漂っているのですが、ちょっと香りが強すぎたのでしょうか?
腕を上げて、くんくんと鼻をきかせようとしたあたしが目にしたものは、勝手に親友のケータイを操作し、【受信メールBOX一覧】をチェックしている、新聞部のエース部員の姿でした。
「って、ちょっとー!!」
あたしが伸ばした手のリーチは、ジャーナリストのタマゴには届かず、ひょいと身を翻し、昨夜の送受信記録を一気に確認されてしまいます!
「あらら! まー、見掛けによらず真希ちゃんったら、大胆ね~。
顔文字なんて、ウインクにキスまで使いこなして、おばさんビックリしちゃったわー」
近所の奥様方の噂話のように、涼香ちゃんはあたしと林君が交換したメールの文面を読みながら、皮肉めいた台詞を投げ掛けます。
と、怪しげな秘薬を壺の中で、ねりねり練って煮込んでいる魔女さんみたいな薄気味悪いスマイルで、ボソッと呟く涼香ちゃん。
『わきが甘い』? あたしが今付けている香水は、ほのかなバニラ・エッセンスの芳香が漂っているのですが、ちょっと香りが強すぎたのでしょうか?
腕を上げて、くんくんと鼻をきかせようとしたあたしが目にしたものは、勝手に親友のケータイを操作し、【受信メールBOX一覧】をチェックしている、新聞部のエース部員の姿でした。
「って、ちょっとー!!」
あたしが伸ばした手のリーチは、ジャーナリストのタマゴには届かず、ひょいと身を翻し、昨夜の送受信記録を一気に確認されてしまいます!
「あらら! まー、見掛けによらず真希ちゃんったら、大胆ね~。
顔文字なんて、ウインクにキスまで使いこなして、おばさんビックリしちゃったわー」
近所の奥様方の噂話のように、涼香ちゃんはあたしと林君が交換したメールの文面を読みながら、皮肉めいた台詞を投げ掛けます。
