「でさ、俺今回は姫の『推薦人』として必要とされたんだ。
いっちゃん(一番)嬉しかったもん!
だってさ、俺が惚れた女だぜ!! 姫は!」
会場どよめく。そりゃそうだ!
西村さんご本人を見ると、顔が真っ赤になってるよ。
「話があちこち行っちまったが、俺はやっと将来の夢とかやるべきことも見つかった。
バイト代貯めて、卒業したら手作り工芸の店開きてえ!
だから、俺、今日で『北龍』引退しやっす!! オッス!!
……今まで、俺は幸せっしたー!!」
そう言って、マイクを舞台センターにそっと置くと
「西村姫子を生徒会長にヨ・ロ・シ・ク!!」
「「ヨロシク!!」」元・北龍総長に合わせ、士堂君と宇野潤君も絶叫!
いつしか、クスクス笑いは拍手へと変わっていた。
「矢田部さん、これは予想外だった。
君は、池永の応援演説、梶山以上の内容でこなさくちゃな」
大内君の耳打ちに、あたしは手の震えが止まらない。
(む、無理だよ……あたしは梶山君なんかと違って、人の上に立つのはおろか、人前で喋ったこともほとんどないのに~)
「梶山推薦人、ありがとうございました。
では、次期生徒会長立候補者・西村姫子さん」
すくっと立った西村さんは、周りを見渡すと、コンマ4秒程置いて、ゆっくりと登壇して行く。
そして、舞台上手(かみて・向かって右側)と下手(しもて・同左)にそれぞれ一礼すると、目を閉じてまた2秒くらい沈黙。
いっちゃん(一番)嬉しかったもん!
だってさ、俺が惚れた女だぜ!! 姫は!」
会場どよめく。そりゃそうだ!
西村さんご本人を見ると、顔が真っ赤になってるよ。
「話があちこち行っちまったが、俺はやっと将来の夢とかやるべきことも見つかった。
バイト代貯めて、卒業したら手作り工芸の店開きてえ!
だから、俺、今日で『北龍』引退しやっす!! オッス!!
……今まで、俺は幸せっしたー!!」
そう言って、マイクを舞台センターにそっと置くと
「西村姫子を生徒会長にヨ・ロ・シ・ク!!」
「「ヨロシク!!」」元・北龍総長に合わせ、士堂君と宇野潤君も絶叫!
いつしか、クスクス笑いは拍手へと変わっていた。
「矢田部さん、これは予想外だった。
君は、池永の応援演説、梶山以上の内容でこなさくちゃな」
大内君の耳打ちに、あたしは手の震えが止まらない。
(む、無理だよ……あたしは梶山君なんかと違って、人の上に立つのはおろか、人前で喋ったこともほとんどないのに~)
「梶山推薦人、ありがとうございました。
では、次期生徒会長立候補者・西村姫子さん」
すくっと立った西村さんは、周りを見渡すと、コンマ4秒程置いて、ゆっくりと登壇して行く。
そして、舞台上手(かみて・向かって右側)と下手(しもて・同左)にそれぞれ一礼すると、目を閉じてまた2秒くらい沈黙。
