体育館内がざわめく。所々で失笑と苦笑いが巻き起こる。
「プププ……変わり過ぎだろうが!」と大内君。
「だ、駄目よ。わ、笑っちゃ……」とあたしも口を押さえる。
「あれー? この演説原稿読み仮名ふってねえぞ~?」
相変わらずマイペースな池永隼人候補。
「え? え!? 君たちは、西村陣営の?」
「教頭先生、お時間があまり御座いませんので、どうぞボク達のファンキーな演説を始めようではあーりませんか」
落ち武者と化した士堂君が、ガチガチの作り笑顔で微笑む。
「では、西村陣営推薦人・梶山静也君の応援演説をどうぞ」
「はいっ!」まるで小学生の入学式のように、真っ直ぐ手を挙げる北九州最大の暴走族チーム総長。
「シーッ……」西村さんがざわめく聴衆に注意する。
梶山君は、手と足が一緒に出る壊れたおもちゃの兵隊さんみたいに、ステージに上がると
「推薦人! 梶山静也っ!! ヨロシクっ!!」
思い切りガンつけた表情で、全校生徒の前に仁王立ち。
「プププ……変わり過ぎだろうが!」と大内君。
「だ、駄目よ。わ、笑っちゃ……」とあたしも口を押さえる。
「あれー? この演説原稿読み仮名ふってねえぞ~?」
相変わらずマイペースな池永隼人候補。
「え? え!? 君たちは、西村陣営の?」
「教頭先生、お時間があまり御座いませんので、どうぞボク達のファンキーな演説を始めようではあーりませんか」
落ち武者と化した士堂君が、ガチガチの作り笑顔で微笑む。
「では、西村陣営推薦人・梶山静也君の応援演説をどうぞ」
「はいっ!」まるで小学生の入学式のように、真っ直ぐ手を挙げる北九州最大の暴走族チーム総長。
「シーッ……」西村さんがざわめく聴衆に注意する。
梶山君は、手と足が一緒に出る壊れたおもちゃの兵隊さんみたいに、ステージに上がると
「推薦人! 梶山静也っ!! ヨロシクっ!!」
思い切りガンつけた表情で、全校生徒の前に仁王立ち。
