「もしもし……あたしです。真希です。
遅い時間に本当にごめんなさい」
『いいよ。僕は全然気にしてないからね。
それよりも、今どこにいるの? 君のことが心配で心配で……』
しばらく、あたし達は押し黙った。言葉がなくても通じ合える。
だから、この沈黙も大切なものだった。
「あたしは大丈夫。今夜は家には帰らないで、お知り合いのお店に泊めて頂くことになったの」
そこまで言ってから、あたしは今の状況……よりにもよって、生徒会長候補にして同級生の男子・池永隼人君と一緒だという事実に、愕然とした。
(こんな時に、あたし一体何てことに!!)
『ん? 何か問題でも? 誰か、そこにいらっしゃるの?』
林君はあたしの狼狽を変に思っちゃたんじゃないかなー!
「い、いや、ええと……経営者の御夫婦は、すぐ近くの離れにいらっしゃるから」
『じゃあ、今は真希ちゃん一人きりなの?』
え? あ、あ、どうしよう!!
遅い時間に本当にごめんなさい」
『いいよ。僕は全然気にしてないからね。
それよりも、今どこにいるの? 君のことが心配で心配で……』
しばらく、あたし達は押し黙った。言葉がなくても通じ合える。
だから、この沈黙も大切なものだった。
「あたしは大丈夫。今夜は家には帰らないで、お知り合いのお店に泊めて頂くことになったの」
そこまで言ってから、あたしは今の状況……よりにもよって、生徒会長候補にして同級生の男子・池永隼人君と一緒だという事実に、愕然とした。
(こんな時に、あたし一体何てことに!!)
『ん? 何か問題でも? 誰か、そこにいらっしゃるの?』
林君はあたしの狼狽を変に思っちゃたんじゃないかなー!
「い、いや、ええと……経営者の御夫婦は、すぐ近くの離れにいらっしゃるから」
『じゃあ、今は真希ちゃん一人きりなの?』
え? あ、あ、どうしよう!!
