信じられねえ。
いつも俺たち不良生徒を目の敵にしてる、気難しい鬼のようなササッキーのヤツが、『さんさん・ひまわり学園』のみんなを助ける為に、自分の身を犠牲にしてでも爆発から救ってくれただなんて。
人は見掛けによらねえと思ったけど、そんなこと以上にいつも俺の頭を見ては『坊主にすっぞ! キサン!!』と絶叫するササッキーに、いや、佐々木先生に心からお礼が言いたくて仕方なかった。
「俺らの小さな仲間たちを、助けてくれてあんがと!」ってな。
「……おい? 士堂? 泣いてるのか?」
「泣いてねーよ! 花粉症だよ!! スギ花粉だよ!」
「今は夏……」と言い掛けた我らが総長を遮るように、小さなちょこまかした影が俺たちの座っている待ち合いスペースに走り込んで来た。
「士堂パイセン! 梶山総長!! みんなは!?」
「おい、潤。声がデカイぞ? ここは病院だって」
静也は潤をたしなめて、シーっとジェスちゃる。
「安心しろ。精神的ショックが大きくて、落ち込んでるだけだ。
今は姫子さんがみんなに付いてやってるから」
俺はそう言ったが、潤は特に園のみんなと仲が良くて、生徒会長選挙に向けた会議の前には、いつも草スキーで遊んでやってたから、動揺っぷりは半端ねえ。
いつも俺たち不良生徒を目の敵にしてる、気難しい鬼のようなササッキーのヤツが、『さんさん・ひまわり学園』のみんなを助ける為に、自分の身を犠牲にしてでも爆発から救ってくれただなんて。
人は見掛けによらねえと思ったけど、そんなこと以上にいつも俺の頭を見ては『坊主にすっぞ! キサン!!』と絶叫するササッキーに、いや、佐々木先生に心からお礼が言いたくて仕方なかった。
「俺らの小さな仲間たちを、助けてくれてあんがと!」ってな。
「……おい? 士堂? 泣いてるのか?」
「泣いてねーよ! 花粉症だよ!! スギ花粉だよ!」
「今は夏……」と言い掛けた我らが総長を遮るように、小さなちょこまかした影が俺たちの座っている待ち合いスペースに走り込んで来た。
「士堂パイセン! 梶山総長!! みんなは!?」
「おい、潤。声がデカイぞ? ここは病院だって」
静也は潤をたしなめて、シーっとジェスちゃる。
「安心しろ。精神的ショックが大きくて、落ち込んでるだけだ。
今は姫子さんがみんなに付いてやってるから」
俺はそう言ったが、潤は特に園のみんなと仲が良くて、生徒会長選挙に向けた会議の前には、いつも草スキーで遊んでやってたから、動揺っぷりは半端ねえ。
