『安心したよ。もし、君が家に早く帰っていたら、事件に巻き込まれていたんじゃないかと思って、もう生きた心地がしなかった』
大きく息を吐きながら、途切れ途切れに話す林君の声は、事態がもうあたしや家族のことだけに留まっていないことを感じさせるのに充分だった。
「林君……ありがとう。あなたの声聞けて、すごく落ち着いたの」
『真希ちゃん、僕はいつだって君のそばに駆け付けるよ。
何も心配は要らない。今夜は家?』
「ううん。一応は避難みたいな感じになるのかな?
まだ、警察の人とか、警備会社の人とかでごった返してるみたいだし」
ダッシュボードの時計を見ると、もう午後7時になろうとしている。
『分かった。くれぐれも気を付けて。
決して一人になるんじゃないよ。何かあったら、いつでもいいから僕に連絡してね』
「林君、ありがとう……」
(今すぐに、あなたに会いたいよ)
電話を切ると、まだ彼の優しい声が耳元で響いている気がした。
大きく息を吐きながら、途切れ途切れに話す林君の声は、事態がもうあたしや家族のことだけに留まっていないことを感じさせるのに充分だった。
「林君……ありがとう。あなたの声聞けて、すごく落ち着いたの」
『真希ちゃん、僕はいつだって君のそばに駆け付けるよ。
何も心配は要らない。今夜は家?』
「ううん。一応は避難みたいな感じになるのかな?
まだ、警察の人とか、警備会社の人とかでごった返してるみたいだし」
ダッシュボードの時計を見ると、もう午後7時になろうとしている。
『分かった。くれぐれも気を付けて。
決して一人になるんじゃないよ。何かあったら、いつでもいいから僕に連絡してね』
「林君、ありがとう……」
(今すぐに、あなたに会いたいよ)
電話を切ると、まだ彼の優しい声が耳元で響いている気がした。
