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「おはようございま……すって、うわぁ!?」
あたしが、池永陣営の選挙対策本部である生徒会室に足を踏み入れると、のっぺりとした野球のホームベースみたいな形の木製のお面を被った不審者が、ドアの前で待ち構えていた。
「シャッシャッシャッ! ウシャシャシャシャ!!」
「池永君、朝っぱらからふざけないで」
「ウシャシャ? ばれてたの、チーマキちゃん」
「当たり前です」
そんなおバカなことやるのは、あなた以外にいないでしょ!
「……それ、何?」
「うん。校庭の裏庭の、元演劇部の部室があったプレハブのゴミ捨て場の近くから掘り出して来た」
「汚い! ばっちい!! やめてよー!」
池永君は「えー? 結構、オシャレじゃねー?」とかブツブツ言いながら、資料が鎮座してる棚の上に、奇妙奇天烈できちゃないお面を放置した。
(なーに、やってんだか)
朝からどっと疲れが。
「おはようございま……すって、うわぁ!?」
あたしが、池永陣営の選挙対策本部である生徒会室に足を踏み入れると、のっぺりとした野球のホームベースみたいな形の木製のお面を被った不審者が、ドアの前で待ち構えていた。
「シャッシャッシャッ! ウシャシャシャシャ!!」
「池永君、朝っぱらからふざけないで」
「ウシャシャ? ばれてたの、チーマキちゃん」
「当たり前です」
そんなおバカなことやるのは、あなた以外にいないでしょ!
「……それ、何?」
「うん。校庭の裏庭の、元演劇部の部室があったプレハブのゴミ捨て場の近くから掘り出して来た」
「汚い! ばっちい!! やめてよー!」
池永君は「えー? 結構、オシャレじゃねー?」とかブツブツ言いながら、資料が鎮座してる棚の上に、奇妙奇天烈できちゃないお面を放置した。
(なーに、やってんだか)
朝からどっと疲れが。
