「ええと……その、林君がこないだくれたプレゼントで……ゴニョゴニョ」


「ダンナからのプロポーズはまだなの? ね、ね、ね!!」

(涼香ちゃんってば、話を大きくしないでよー///)


 あたしそっちのけで、プラチナシルバーの輝きにウットリしている親友は

「だって、校則を頑なに守るタイプの真希が、こんな風にアクセサリー類を忍ばせるなんて、それだけ林君に惹かれてるってことでしょ?
 ねっ! そうでしょ!!」

「涼香ちゃん……顔近いよ~」

「わー! これ何? ニワトリ?」

「鳩さんです!!」


(確かに、このままズルズルと池永君に振り回されるのは、絶対に良くないよ!)

 あたしは、拙いながらも決心することにしました。
 ビシッとお断りしなくちゃ!! 推薦人なんて、あの強引チャラ男なら、それこそキラキラお星様の数の女の子がなってくれるはずです!!