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「さっき、教頭先生からメールがあって、池永君の立候補届が無事受理されたそうよ」
塚本さんの報告に、俺は心底ぶったまげた。
二つの意味で。
「教頭って、あの今年からウチの学校に赴任した樫村……カッシーとかいう若くてチャラいヤツですか?
っていうか、どうして塚本さんのメルアドとか知ってるんですか?」
「生徒会に挨拶に来られた時、カッシー先生が『教えて!』って言って来たから。
学校中の女の子とアドレス交換してるみたいだねー」
「だねー! じゃ、ありませんよ!!」
樫村教頭は、どことなく池永隼人と同じ人種の匂いがする。
軽薄そうで、そのくせ女性たちからは抜群の人気を誇るという。
「塚本さん、個人情報の取り扱いにはくれぐれもご用心ですよ?
教師だからって、信用出来るような大人ばかりじゃないんだ」
俺はつい熱っぽい口調で説教してしまう。
まるで、内心の動揺や苛立ちを隠すかのように。
「さっき、教頭先生からメールがあって、池永君の立候補届が無事受理されたそうよ」
塚本さんの報告に、俺は心底ぶったまげた。
二つの意味で。
「教頭って、あの今年からウチの学校に赴任した樫村……カッシーとかいう若くてチャラいヤツですか?
っていうか、どうして塚本さんのメルアドとか知ってるんですか?」
「生徒会に挨拶に来られた時、カッシー先生が『教えて!』って言って来たから。
学校中の女の子とアドレス交換してるみたいだねー」
「だねー! じゃ、ありませんよ!!」
樫村教頭は、どことなく池永隼人と同じ人種の匂いがする。
軽薄そうで、そのくせ女性たちからは抜群の人気を誇るという。
「塚本さん、個人情報の取り扱いにはくれぐれもご用心ですよ?
教師だからって、信用出来るような大人ばかりじゃないんだ」
俺はつい熱っぽい口調で説教してしまう。
まるで、内心の動揺や苛立ちを隠すかのように。
