会長候補はSweets☆王子!?

「だから、俺は『恋愛禁止条例』の校則廃止と、学園内の交際をオープンにして、イチャイチャして過ごしたり、ロマンティック恋の花咲く浮かれモードになるような青春を、胸キュンでみんなに過ごしてもらいてえんだよ!
 甘々で、トキメキって最高じゃん!?」


 あたしは、もう言葉もありませんでした。
 やっぱり、彼はどうかしちゃってます。どうかしちゃちゃちゃってます。あ、噛んだ。


「言いたいことはそれだけかい?」とカッシー教頭先生。

「おうっ!!」胸を逸らす池永君。


「はい! 20点!! 不合格ーっ」

 教頭先生は、満面のスマイルで頭上にバツを作ります。

「「「え?」」」池永君、あたし、涼香ちゃんは固まりました。


「池永君、それじゃあ立候補したとしても、当選は難しいよー?
 今の『公約』ってさ、ひょっとしたら君の『願望』なんじゃない?」

(願望っていうか、野望だと思います。教頭先生……)