ため息をつきながら、借りていた文庫本を返そうと、図書室に向かいます。
(今日も、誰もいない)
図書委員さんも、自分に課せられたカウンターでの貸し出し・返却業務という当たり前のお仕事を放棄するのが、当校の残念な特徴なのです。
仕方がないので、最近では司書の先生もお手上げで(そもそも、司書の先生の姿を図書室であまり見掛けません)『セルフサービス』と書かれたプラスチックのプレートが、図書貸し出しカウンターにポツリ置かれている有様。
「よいしょっ、っと……」
あたしの背丈ほどの高さがある返却用カート台に、ヘルマン・ヘッセさんの『車輪の下』を載せます。
(今日は、何借りて行こうかなあ~?)と、あたしが海外の翻訳ものロマンス小説の棚に目を向けると、すぐそばの閲覧用テーブルに、新聞のバックナンバーをスチールバインダーで閉じた束がバッと広げて放置してありました。
この学校でこういうマナーを守らない人がいることが、あたしは一番悲しくて残念だと思います。
(仕方ないなぁ~。ちゃんとしまっておかないと、新聞が破れちゃうよ)
おっきなブランケット大の新聞を掴み、折り畳もうとした瞬間
(今日も、誰もいない)
図書委員さんも、自分に課せられたカウンターでの貸し出し・返却業務という当たり前のお仕事を放棄するのが、当校の残念な特徴なのです。
仕方がないので、最近では司書の先生もお手上げで(そもそも、司書の先生の姿を図書室であまり見掛けません)『セルフサービス』と書かれたプラスチックのプレートが、図書貸し出しカウンターにポツリ置かれている有様。
「よいしょっ、っと……」
あたしの背丈ほどの高さがある返却用カート台に、ヘルマン・ヘッセさんの『車輪の下』を載せます。
(今日は、何借りて行こうかなあ~?)と、あたしが海外の翻訳ものロマンス小説の棚に目を向けると、すぐそばの閲覧用テーブルに、新聞のバックナンバーをスチールバインダーで閉じた束がバッと広げて放置してありました。
この学校でこういうマナーを守らない人がいることが、あたしは一番悲しくて残念だと思います。
(仕方ないなぁ~。ちゃんとしまっておかないと、新聞が破れちゃうよ)
おっきなブランケット大の新聞を掴み、折り畳もうとした瞬間
