すると、ちょうどその時、病室のスライドドアをガラガラと開き、どこかで見覚えのある集団が入って来た。
「オイッス! おっ? お呼びでない? お呼びでない?」
塚本さんと俺を交互に見やるのは、小倉塚第二高校いちのヤンキーとして恐れられる一方、その統率力と懐の深さ、また独特の頼りがいある兄貴分キャラで、男女問わず人気のある【梶山静也(カジヤマ・セイヤ)】だった。
後ろからまたゾロゾロと落ち着かない様子で入って来たのは、梶山が総長を務める北九州市最大の暴走族チーム、『北龍(ホクリュウ)』の幹部クラスの男子生徒たちだ。
「あ、グッドタイミング! 大内君、紹介するね。
姫子の幼なじみで、2年の梶山静也君と……ええと、愉快な仲間たち!」
な、何だとっ!? 西村姫子さんが、どうしてこういうアウトローな人種と幼なじみなんだ!?
俺の内心の混乱を放置したまま、塚本さんは続ける。
「梶山君は、手先がとっても器用で、お絵描きとかさせてもバツグンだからって、姫子が紹介してくれたの。
ここにあるプラ板のイラストも、全部梶山君が描いてくれたんだよ」
「オイッス! おっ? お呼びでない? お呼びでない?」
塚本さんと俺を交互に見やるのは、小倉塚第二高校いちのヤンキーとして恐れられる一方、その統率力と懐の深さ、また独特の頼りがいある兄貴分キャラで、男女問わず人気のある【梶山静也(カジヤマ・セイヤ)】だった。
後ろからまたゾロゾロと落ち着かない様子で入って来たのは、梶山が総長を務める北九州市最大の暴走族チーム、『北龍(ホクリュウ)』の幹部クラスの男子生徒たちだ。
「あ、グッドタイミング! 大内君、紹介するね。
姫子の幼なじみで、2年の梶山静也君と……ええと、愉快な仲間たち!」
な、何だとっ!? 西村姫子さんが、どうしてこういうアウトローな人種と幼なじみなんだ!?
俺の内心の混乱を放置したまま、塚本さんは続ける。
「梶山君は、手先がとっても器用で、お絵描きとかさせてもバツグンだからって、姫子が紹介してくれたの。
ここにあるプラ板のイラストも、全部梶山君が描いてくれたんだよ」
