「紐とリベットを取り付けるのは、私の仕事で、プラ板自体は別の人たちがやってくれたの」
「プラ板?」
「文房具屋さんとかに置いてあるんだけど、透明の薄くてだだっ広い大きさのプラスチックで出来たシートがあるの。
その上に、油性のカラーマジックでお絵描きして、それからそのイラストをハサミでチョキチョキ切ったら、オーブントースターに入れてこんがりと焼くんだ~!」
(え? 食べ物でもないのに、なぜそこでオーブン?)
「面白いんだよ。プラ板の絵が最初は、温められてからすぐにグニャって曲がるんだけど、しばらくしたらシュッとキレイにバランス良く戻って、キュッと縮んで……ほら、こういう風なアクセサリーが完成するの!」
なるほど。塚本さんが今持っている『プラ板』とやらは、確かに外部から熱を加えられたような、細かい気泡が微かに確認出来た。
「俺、こういう子供達の作る工作とかは、あんまり詳しくないんですけど、本当に上手に出来てますね」
「でしょー? 彼が聞いたらきっと喜ぶと思うよ」
「彼? カレ?」
なぜだろう。俺は途端に言いようのない不快な気分に陥った。
「プラ板?」
「文房具屋さんとかに置いてあるんだけど、透明の薄くてだだっ広い大きさのプラスチックで出来たシートがあるの。
その上に、油性のカラーマジックでお絵描きして、それからそのイラストをハサミでチョキチョキ切ったら、オーブントースターに入れてこんがりと焼くんだ~!」
(え? 食べ物でもないのに、なぜそこでオーブン?)
「面白いんだよ。プラ板の絵が最初は、温められてからすぐにグニャって曲がるんだけど、しばらくしたらシュッとキレイにバランス良く戻って、キュッと縮んで……ほら、こういう風なアクセサリーが完成するの!」
なるほど。塚本さんが今持っている『プラ板』とやらは、確かに外部から熱を加えられたような、細かい気泡が微かに確認出来た。
「俺、こういう子供達の作る工作とかは、あんまり詳しくないんですけど、本当に上手に出来てますね」
「でしょー? 彼が聞いたらきっと喜ぶと思うよ」
「彼? カレ?」
なぜだろう。俺は途端に言いようのない不快な気分に陥った。
