「……頭の悪いお前らにも分かるように説明しといてやる。
ここにいる永末記者が、さっきから偶然新聞部のインタビュー用に、ICレコーダーのスイッチ入れてたんだよ。
アタマ数揃えて、チーマキちゃんいじめてたことが分かったら、全員停学だな」
不敵な笑みを浮かべて、女子たちにガンを飛ばす池永君に、あたしは心底恐怖を感じましたが、同時に言い知れぬ感情が沸き上がってくるのも事実でした。
(何だろう? 池永君のせいで……この人のせいで、色んなトラブルに巻き込まれてるのに、どうしてこんな不思議な気持ちになるんだろう?)
「チッ!!」
リーダー格の不良女子さんは、これまでも後輩の生徒達をカツアゲしていたり、万引きを強要させているなど、良からぬ噂がある方でした。
大きく舌打ちをすると、お仲間を引き連れて自分の席に戻ろうとします。
すると、その行く手を阻むように、西村姫子さんが表情を変えず、待ち構えていました。
ここにいる永末記者が、さっきから偶然新聞部のインタビュー用に、ICレコーダーのスイッチ入れてたんだよ。
アタマ数揃えて、チーマキちゃんいじめてたことが分かったら、全員停学だな」
不敵な笑みを浮かべて、女子たちにガンを飛ばす池永君に、あたしは心底恐怖を感じましたが、同時に言い知れぬ感情が沸き上がってくるのも事実でした。
(何だろう? 池永君のせいで……この人のせいで、色んなトラブルに巻き込まれてるのに、どうしてこんな不思議な気持ちになるんだろう?)
「チッ!!」
リーダー格の不良女子さんは、これまでも後輩の生徒達をカツアゲしていたり、万引きを強要させているなど、良からぬ噂がある方でした。
大きく舌打ちをすると、お仲間を引き連れて自分の席に戻ろうとします。
すると、その行く手を阻むように、西村姫子さんが表情を変えず、待ち構えていました。
