「おーそうなんだ!奈緒凄いね!」

「いや、さっき教員の人が言ってたし」
人の話を聞いているようで聞いてない私に、呆れつつ、奈緒はさっさと自分の席に向かって行った。私もなおに続いて自分の席を探し始めた。
「1211…1211…」
ウロウロしながら見つけて、席に着いた。ふーっと息を吐き、顔を上げて、周りを見て見た。そして気づいた…。同じ中学だった人周りに一人もいない!!しかも周りに女の子すらいなくて、男子に囲まれてる状態…。どうしよう…