呪われた旅館


海斗も言い返せるだけの元気はあるみたいだ。
あとはさっきから考え込んでいるやまがちょっと気がかりだけど、とりあえず今は監視カメラを見つけることに集中しよう。

と意気込んだものの。

亮平「……ねぇな」
零「翔太、あった?」
翔太「ない」

監視カメラを設置できそうなところは一通り確認したけど、それらしきものは見つからない。

ドッキリじゃないってことかよ......。

部屋の空気が重くなっていく中で、海斗がぽつりと呟いた。

海斗「やっぱり繋がらない......」

海斗の手にはスマホ。
そうか、それで岩本くんやマネージャーと連絡が取れれば......!
そう思ったけど、繋がらないってどういうことだ?