山田 Side

すみれ「ねぇ、亮平?」
亮平「ん?」
すみれ「今日は、黒がいいかな?白がいいかな?」
亮平「ん~。そーだねー」

俺の部屋で今日着る服を選び始める、彼女のすみれ。
最近、俺のファッションが移ってしまったのか、黒か白ばっかり着てるすみれ。
そーだなぁー、俺は今日黒の気分!

亮平「俺は、黒の気分かな~」
すみれ「んーーー。じゃあ、黒でっ!笑 亮平、いつも黒ばっかりだけどねっ!笑」
亮平「うるせーよっ笑」

優しくすみれの頭を叩く、優しくだよ?
俺、一応彼氏だからさっ!笑

すみれ「いたーーーーい笑」
亮平「ウソつけー笑」
すみれ「バレたーーーー笑」

なんて、朝からイチャイチャしてると、下から矢花の声が聞こえてくる。

零「りょーへーーーー!!もう、行くってさ。早くしないと置いてくよ」
亮平「おぅ!今行く!!」

家に響き渡るくらいのでかい声。
俺とすみれは、大ちゃんの次に支度するのが遅くて、いっつも矢花に怒られる…笑。