春臣くんの車で移動すること20分。
お目当てのお店にたどり着いてカフェ巡りがスタート。
ひとまず腹ごしらえに厚焼きのたまごサンドが売りのカフェにやってきた。
「ここのたまごサンド食べてみたかったんですよ。
おっきい!見てくださいコレ、ふわっふわ」
運ばれたたまごサンドを見て大興奮。
春臣くんはそんな私を見て、引きはせず笑ってくれる。
「風夏ちゃんって反応がかわいいよね」
「そうですか?家ではお父さんにやかましいって言われます。
『おいしいのは分かったからもっと静かに食えないのか』って」
「そんなことない。俺は一緒にいて楽しい」
「よかった。でもうるさかったら注意してくださいね」
調子に乗って大きく口を開けてサンドイッチをガブリ。
おいしい……舌触りがふわふわなめらかで口の中が幸せ。
もぐもぐしながら堪能していると、春臣くんがスマホをこっちに向けていることに気がついた。
すると「いい写真撮れた」ってむしゃぶりつく私の写真を見せてきた。
「なんで撮ったんですか!?」
「嫌だった?いい思い出になるかなって」
「……せっかくなら私だけの写真じゃなくて2人で撮りたいです」
「分かった、後でね」
ツーショットが撮りたいって言ってみたけど流された。
しまった、欲張りすぎた。
ぐいぐい攻めすぎだよ、恋愛経験ないくせに。
恥ずかしくて下を向きながらサンドイッチをちみちみ食べる。
すると「急に失速したけど大丈夫?」って爽やかな笑顔で笑われた。
うーむ、いい笑顔だけど掴めない人だな。
お目当てのお店にたどり着いてカフェ巡りがスタート。
ひとまず腹ごしらえに厚焼きのたまごサンドが売りのカフェにやってきた。
「ここのたまごサンド食べてみたかったんですよ。
おっきい!見てくださいコレ、ふわっふわ」
運ばれたたまごサンドを見て大興奮。
春臣くんはそんな私を見て、引きはせず笑ってくれる。
「風夏ちゃんって反応がかわいいよね」
「そうですか?家ではお父さんにやかましいって言われます。
『おいしいのは分かったからもっと静かに食えないのか』って」
「そんなことない。俺は一緒にいて楽しい」
「よかった。でもうるさかったら注意してくださいね」
調子に乗って大きく口を開けてサンドイッチをガブリ。
おいしい……舌触りがふわふわなめらかで口の中が幸せ。
もぐもぐしながら堪能していると、春臣くんがスマホをこっちに向けていることに気がついた。
すると「いい写真撮れた」ってむしゃぶりつく私の写真を見せてきた。
「なんで撮ったんですか!?」
「嫌だった?いい思い出になるかなって」
「……せっかくなら私だけの写真じゃなくて2人で撮りたいです」
「分かった、後でね」
ツーショットが撮りたいって言ってみたけど流された。
しまった、欲張りすぎた。
ぐいぐい攻めすぎだよ、恋愛経験ないくせに。
恥ずかしくて下を向きながらサンドイッチをちみちみ食べる。
すると「急に失速したけど大丈夫?」って爽やかな笑顔で笑われた。
うーむ、いい笑顔だけど掴めない人だな。



