キミからの「好き」って、信じていいの?

「じゃあ、行ってくるね」



「頑張ってね!お土産話期待してるよ〜っ」



ぴょんぴょんと飛び跳ねながら手を振る真凛に見送られて、私は待ち合わせ場所へと急いだ。



待ち合わせ場所に指定されたのは、高校の最寄駅だった。



どこに行くのかは「秘密」って言われてしまったから、わからないけれどとりあえず待ち合わせ時間に遅れないようにしなきゃと思って、時間にかなり余裕を持って真凛の家を出た。



予定通りの電車に乗って、私は空を見上げた。



雲ひとつなくて、空にしか出せない空色がとっても綺麗で、まるで神様からの贈り物みたい。



空の表情って人間の表情に似ているよね。



天気予報では雨なのに曇りだったりすると、まるで泣くのを我慢しているみたいだなぁって。



逆に晴れの予報だったのに雨が降っている時には、涙が堪えきれなかったみたいだなぁって。



私はよく空を見上げて、自分の心を落ち着けている。